2015年11月8日日曜日

マーキュリーマークの海外旅行記 カナダ編 その22

 日本人観光客は朦朧(もうろう)としながらバナクア(バンクーバー水族館)で過ごしていてもおかしくない。時差ボケであなたは苦しんだ事があるか?私はあります。そして、それは第三者にも該当した。























 マーキュリーマークの海外旅行記 カナダ編 その22
 多くの海棲生物を見て、私は嬉しかった。単純に海に行っても見る事が出来ない生物が見れる。少し入場料が高値であったかもしれないがその金額に見合ってると思う。人間の乱獲や環境破壊の影響で大型海棲生物が激減してると言われてる。見てるだけで楽しめる生物かどうかについては各個人によって意見が分かれるかもしれないが、私は喜びを感じた。
 食事の時と違って私に注目してた幼子の一家との再会はあっさりと終わった。旦那様の笑顔が忘れられない。10月12日の食事の時に息子さんが私を無意味に見続けてたが、私は何一つ怒らなかったのが理由かもしれない。その時、私は息子さんに注目されてたかどうかは全く分からなかった。ご夫婦は確認出来たがやはり、乳母車の中にお子様達が入ってたからであろうか?
 バナクア内で移動してると子供達が叫んだりしていて時差ボケで疲れてることもあって冷静に生物や展示内容を読むことが行えなかったが仕方ない。職員さんも子供の入場者が多い時には頭痛がするらしい。日本人ボランティアがいたので色々と話したがやはり、日本とカナダでは生活様式が違うという点で一致した。
 あれは本当に同情する。私は、休憩所のような場所で椅子に座りながらうつむいて苦しんでる日本人観光客を多数見た。時差ボケであろう。飛行機内部で眠る事が出来ないまま、バナクアにやってくると時差ボケで苦しむ時になる。その時差ボケで苦しんでる日本人観光客達を案内する人がいて軽く会話をした。向こうも困っておられた。見る人が見たら、嘲笑するかもしれないがそれは時差ボケで苦しんだことが無い無神経な人がやらかすのであろう。
多くの日本人観光客が時差ボケで苦しんでるのを見た後、バナクア内の土産物を販売する店舗に赴き買い物をした。店員さんには日本とカナダの時差について述べると驚いておられた。やはり、カナダと日本の時差についてはカナダでは余り知られていないと思う。無論、カナダ国内の時差はカナダ人にとってはそれなりに敏感かもしれません。一例だが通常時(サマータイムに非ず)で(日本の方が17時間進んでる)バンクーバー並びに(日本の方が14時間進んでる)トロントには3時間の時差があります。
 その後、バス停に向けて私は歩いて行った。天然でキノコが生えてるのが日本の公園とは趣が違ったなぁ。毒キノコかもしれないから食べたりせずに蹴散らす人もいるかもしれない。少し道に迷いカナダ人に道を聞いて何とかたどり着いた。バス停ではアライグマ達が私を待っていた。天然で動き回るアライグマは可愛らしかったが、狂犬病等のウイルスを保有してる恐れがある事位は知ってるので映像や画像の記録は行ったが触らなかった事は懸命であったと思う。近所に生息してる野良猫達と違って逃亡せずに動き回るのは、人を見慣れてるのと防衛本能があるからであろう。野良猫とアライグマの攻撃能力は全く違って後者の方が強いのは言うまでもない。
 本音を言うと、私はもう少し長くバナクアに留まりたかったが私も日本人。この時も時差ボケで苦しんでた。睡魔に襲われる前にホテルへ戻る道を選ぶ必要はあった。
 しばらくしてから、私が乗ったバスは発車した。旅行が終わりに近づくにつれて試練が発生し(笑える範囲内ながらも)大きくなっていったと思う。その23に続く。


マーキュリーマークの海外旅行記 カナダ編 その21



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